まずはご挨拶
どうもみなさんこんばんは。とらなかと申します。
前回の記事では、思ったようにゲーム製作が進まず精神崩壊から開き直った内容をお伝えしました。
最初から読みたいという方は、前編の方も読んでいただけたら幸いです。
いざ行かん産業貿易センター
当日は朝10時から準備できるということで、友人のKくんと9時半に浜松町駅で合流してから会場へ向かいました。
Kくんにはお手伝いや写真撮影をお願いしていて、本当に助かりました。
この場を借りて言っておきましょう
次回もよろしくね!
会場である東京都立産業貿易センター浜松町館はこれがまぁ綺麗なビルでして、会場は広々としているし
なんか自立したロボットが動いているし、気軽に休める椅子なんかもあって素晴らしい場所でした。
これからこんな良い場所で僕がゲームの展示するんだって。
正気か?いや、むしろ狂気の沙汰なのか?
会場には早めに着いて、談笑したりしているうちに10時が近づいてきました。
あっという間に各地から集まってきた出展者たちの列ができて、自分たちもその列に加わります。
余談ですが、参加フォームの入力で出展者団体名の欄があって、団体名っぽい方がいいのかなと思って
今回「たぬたぬゲームス」という名前で出展してました。
この会場入りの時、受付の方に「たぬたぬゲームスです」と言う必要があってちょっと気恥ずかしかったです。
次回は普通にとらなかにしよう。
準備はあっという間に終わり
配布物やポスターなんかを用意する余裕が無かったので、あまり飾り付けることもなくで準備はすぐに終わりました。
唯一、2脚あると思っていた椅子が1脚しか無かったのがトラブルといえばトラブルでしたが、スタッフの方にお願いしてすぐに用意してもらえました。
迅速な対応、本当にありがとうございました。
時間も余ったのでK君に試遊してもらい、とりあえず遊べるような環境は作れたので一安心。
そんな頃に、お隣のpengさんがやってきました。
説明しておきますと今回は半分枠というのに申し込んでいて、長机を他の出展者と半分ずつ分け合って使用するというものでした。
ひと月ほど前から、事前に出展者情報は公開されていたので「モミボス」を製作されているpeng(ペン)さんがお隣さんということは分かっていて
本日の収集物。モミボスは試遊なのに熱中してしまったー(´,,・ω・,,`)#TokyoSANDBOX2023 pic.twitter.com/HqxsFZCEah
— とらなか (@toranaka_) 2023年4月15日
なんなら先日のTokyo Sand Boxで遊んでもいるっていうね!
「モミボス」が面白いゲームであることがすでに分かっていたので、これも一つの緊張のタネでした。
ただ、手早く準備を済ませたpengさんは気さくに話しかけてくれて
いよいよ12時から開場!!というタイミングで「今のうちに遊ばせてもらっても良いですか」と申し出てくれました。
( 開場中央あたりだったので、ブースに人が来るまで少し時間に余裕がありました )
身内以外の人が自分のゲームを遊んでくれるのは初めて。
しかも同じ2Dのゲームを作っている大先輩がプレイするという状況に、この日一番緊張したのではないかと思います。
少し触ってpengさんは
「これ面白いですね!」
と言ってくれました。
最初は社交辞令的な感じかなと半信半疑のような気持ちがありました。
でもちゃんと熱中しながらプレイしてくれている様子で、何度かリセットをくらいながらもクリアするまで遊んでくれました。
自分で作ったゲームを見ず知らずの人にクリアするまで遊んでもらえる。
初めての経験に、今まで感じたことのない高揚感のような感情が湧き上がりました。
そしてクリアを一緒に喜んだ後で、思わず握手を求めました。
こんなに感謝の気持ちに溢れたこと、ここ数年であっただろうか。
開場後も
前編で書いたように、参加するかどうか迷っていたくらいなので、全くと言っていいほど宣伝ができていませんでした。
それでも、ふらっと見かけた方が足を止めてくれて何人も遊んでくれました。
最初にお客さんとして遊んでくれた方。
タイトルの絵だけで注目して来てくれた方。
繰り返し遊んだ後「リリースはいつですか?」と聞いてくれた方。
親子で順番に遊んでくれた方。
目の前で遊んでもらえて、楽しんでくれることがこんなに嬉しいことだとは思っていませんでした。
もっと悲惨な状況になることも想定していましたが、お客さんも周りの製作者の方も、運営の方も皆が暖かく「ゲームを楽しみたい」という気持ちで満ちていた空間でした。
反省点や課題
バグだったりは置いておいて、一番感じたのは「難しくしすぎた」ということです。
同じジャンルを作っている2Dゲーム製作者の方には比較的、好評でしたが
あまりアクションが得意ではない人には難しすぎる難易度だったということに気付きました。
お客さんの中にも、遊んでみたのは良いものの難易度が高めと分かって、諦めてしまう人が多かったです。
pengさんとそのあたり少し話させてもらいましたが、
「難しい」を好物にしているプレイヤーも確実に存在していて、遊びやすさとバランスをどこで取るのかが非常に大きな課題になりそうだと感じました。
それから、物理的な話で「名刺だけでも作っておけば良かった!」ということ。
宣伝というよりは、他の製作者の方に挨拶するときに、一方的にもらう形になってしまったためとても後悔しました。
次はちゃんと用意して、今回名刺を渡してくれた方々にお返し(?)しにいきたいと思います。

まとめ
出てよかった!!
の一言に尽きます。
お世話になった方々に今一度お礼を言わせてください。
当日関わったみなさん、本当にありがとうございました。
もし、これを読んでいて今回は参加を見送ってしまったとか、オフラインイベントに尻込みしている方がいたら、ぜひ参加してみてほしいと思います。
声をかけてもらえれば僕も飛んでいきます。
モチベーションもグッと上がったので
次はもっと僕の理想に近づけた「悪食」を楽しんでもらえるよう、頑張っていきます。
今日はこの辺でおしまい。
閲覧ありがとうございました。